オイルヘルパー現場レポート:工業産業廃棄物の安全回収と適正処理

本日は、工場や整備工場などから排出される工業産業廃棄物の回収作業の様子をご紹介します。

写真に写っているのは、長年保管され錆びついた古いオイル缶やグリース缶、塗料の一斗缶など。これらは適切な管理や処理がされなければ、環境汚染の原因となる恐れがあります。

■ 工業産業廃棄物とは

工場・整備工場・建設現場などから出る廃棄物のうち、オイル・塗料・溶剤・グリースなどの化学物質を含むものは「産業廃棄物」として厳格に扱われます。

これらは法律に基づいた処理ルートを経る必要があり、無断廃棄や不適切な保管は重大な環境リスクを伴います。

■ オイルヘルパーの作業手順

現場確認 – 廃棄物の種類・量・危険性をチェック 安全回収 – 漏れやこぼれ防止のため、密閉容器や専用車両で搬出 適正処理 – 許可を持つ処理施設で中間処理・再資源化・最終処分 証明書発行 – 法令に基づき、処理の証明書(マニフェスト)を発行

■ 環境保全と責任

錆びた一斗缶や古いグリース缶の中身は、長期間の保管で固化や劣化が進んでいます。これらを適切に回収・処理することは、土壌汚染や水質汚濁を防ぐために不可欠です。

オイルヘルパーは、単なる「回収業者」ではなく、環境保全のパートナーとして責任を持って対応します。

■ 対応可能な産廃品目

使用済みエンジンオイル・ギヤオイル グリース・潤滑油 塗料・溶剤 洗浄液・防錆剤 その他化学物質を含む廃棄物

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